私はステファノです。サッソコルノは2017年に始まった冒険で、東フリウリの優れたブドウ栽培地域にある古いブドウ畑を取得し、環境とそこに住む人々を尊重しながら、自然で地域性のある本物の製品を作ることを目指しています。2018年からは、マルヴァジア・イストリアーナ、リボッラ・ジャッラ、スキオッペッティーノ、レフォスコ、ピニョーロなどの在来品種を使用した新しいブドウ畑が誕生しました。私の協力者たちと共に、持続可能な農業、自然発酵、長期熟成を実践し、土地と働く人々の潜在能力を引き出すことができます。私たちは「純粋な表現」を信じています。
製品
私たちは、人工肥料を使わずに土壌の特性を豊かにするために緑肥を実践しています。私たちのブドウの木を慎重に保護し、有機栽培で許可されている量の半分ほどの銅、硫黄、スイートオレンジのエッセンシャルオイルのみを使用しています。ブドウを単一の区画ごとに醸造し、各ボトルは企業の本拠地に対する位置を示すことで、ブドウ畑の物語を語ります。
私たちの古いブドウ畑はロサッツォとロッカ・ベルナルダの緩やかな丘を抱きしめるように広がっており、新しい施設はコルノ・ディ・ロサッツォの企業本拠地の近くにあります。ワイナリーでは、発酵は自然発生的に行われ、ブドウの種類と成熟度に応じてマセレーション（浸漬）の期間が異なります。熟成はアカシアとオークの樽、セメント、アンフォラ（壺）で行われます。生産過程のどの段階でも、醸造添加物は一切使用していません。
土地
コッリ・オリエンタリの地域は、標高100メートルから300メートルの丘に広がっており、かつてはアドリア海に沈んでいました。この状態が、粘土や砂岩の層のおかげで、ブドウ栽培に適した豊かな土壌をもたらしました。訪問者の前に広がる景色は、世代を超えて農民たちがブドウ栽培の仕事で変えた、優しく広大で整然とした自然の風景です。ブドウ畑の広がりから、地元の植物の茂る森への急な移行が特徴です。DOCコッリ・オリエンタリの典型的なワインを愛する人々だけでなく、多様な気候条件を生み出した自然を愛する人々にとっても、この地域は生き生きとした場所です。海風から内陸の厳しい気候まで、さまざまな条件があります。
マッチング
リボッラ・ジャッラ
このワインは海水魚と淡水魚の両方、魚を使ったパスタ料理、揚げ物の前菜と合わせることをお勧めします。
フリウラーノ・スペリオーレ
フリウリのサラミの盛り合わせ、特にサン・ダニエーレの盛り合わせと一緒にお勧めします。新鮮なチーズやキノコ、トリュフを使った料理にも適しています。
レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ
このワインは、わずかに苦味のある特性が新鮮なサラミ、肉やソーセージのソースを使ったパスタ料理とよく合い、肉料理にも完璧です。
L地元の料理
フリウリ料理というよりは、むしろ「フリウリ料理の数々」と言う方が正しいでしょう。海岸地域の魚料理を中心とした料理から内陸部の料理まで、多様な環境があります。すべてのテーブルで見かけることができる料理は、様々な方法で作られるポレンタで、時にはそば粉、時にはトウモロコシを使い、主にイノシシやシカなどのジビエと一緒に提供されます。もちろん、近隣のスラブ料理の影響も受けており、フリウリ風に解釈されたビズナ（ジャガイモと豆のスープ）などもあります。